表装処・美術サロンあいざわ

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古糊づくり2019年 ~寒仕込み~

2019年01月26日土曜日

一年で最も寒い時期となりました。この時期に行うのが【古糊づくり】

昨年同様、今年も仕込みが完成しました。 昨年の様子はこちら、詳しくアップしています。

写真の左側は現在使用中の糊(2008年に作りました)、右側は今回作ったものです。

 

掛軸の仕立直しをしています~紅葉の軸 その3~

2018年06月20日水曜日

前回、紅葉の掛軸、洗濯の様子をお伝えしたのが4月でした。

今回は切り継ぎまでをアップします。

1、洗濯が終わった本紙に肌裏打をしたところ(表)です。

2、裏側です。ライトで透かして作品の折れを確認(部分の拡大)。横にヒビがありますが、これが『折れ』です。

3、折れの部分に折れ伏せを施します。これ以上作品が傷まないように補強します。

4、切り継ぎ(本紙と裂のつなぎ)ができたところです。

ほぼ、掛軸の形になりました。この後、総裏打ちをして、仕上げをして完成です。

こちらの作品は、来月開催予定の第45回ぐんま表装展に出品致しますので会場でご覧ください。

 

 

 

掛軸の仕立直しをしています~紅葉の軸 その2~

2018年04月06日金曜日

作品の洗濯作業が進みました。
その1では工程4までお伝えしました。

●仕立直しの工程●
1、状態の確認と採寸
2、解体作業
3、裏打紙の除去作業
4、剥落止め(絵具が剥がれないように止める)
5、洗濯作業(汚れの具合で長期間になることも)
6、作品・表装裂の裏打ち作業
7、折れ伏せ(折れの発生している箇所を補強)
8、きりつぎ(本紙と裂とのつなぎ合わせ)
9、総裏打ち
10、仕上げ作業(軸棒・八双・紐等の取付)

では、とても重要な工程5、洗濯の作業の様子を。。

ん??どうなっているのか分かりにくい・・ですよね、説明しますと、
専用の洗い船の中に水を張り、作品を浸水させています。作品の下部が波打っているのが分かります。

時間が経過すると、水の中に汚れがじわっと出てきます。薬品などは使用しませんので、洗濯によって生地や紙が傷むのが少なく、安全に作業できます。
この方法で、シミや全体的なくすみなどはきれいになりますが、油汚れなどは落とすことができません。汚れの具合で、洗濯作業をする期間が長期になることもあります。
次は、工程6作品・表装裂の裏打ち作業 へと続きます。その3へ

掛軸の仕立直しをしています ~紅葉の軸 その1~

2018年03月20日火曜日

掛軸は汚れたり傷んでいても、修理・修復することができます!(もちろん困難な場合もあります)

今回は、前橋市在住S様所有の掛軸の修復作業の様子をご紹介させていただきます。

●仕立直しの工程●
1、状態の確認と採寸
2、解体作業
3、裏打紙の除去作業
4、剥落止め(絵具が剥がれないように止める)
5、洗濯作業(汚れの具合で長期間になることも)
6、作品・表装裂の裏打ち作業
7、折れ伏せ(折れの発生している箇所を補強)
8、きりつぎ(本紙と裂とのつなぎ合わせ)
9、総裏打ち
10、仕上げ作業(軸棒・八双・紐等の取付)
◎修復前の状態です。本紙は絹本で、厚塗りの絵の具に複数の折れが見られます。工程1~3の作業で、本紙のみの状態にします。

◎本紙に水を含ませ、裏打ち紙をはがします。3度の裏打ちがされており、まずは総裏打ちの除去作業。

◎これは肌裏打の除去作業です。作品の裏側がみえてきました。

次の工程は洗濯作業です。屋外で洗濯を行うため、晴れている日に作業を開始します。洗濯作業まで少し時間をいただいて・・・・・その2へ続きます。

掛け軸の修理をしてます~その⑦

2017年07月11日火曜日

今回は、掛け軸の仕上げ作業です。

八双、軸棒、風帯、紐付けをして完成です。

○八双(はっそう)取付の様子

○軸棒の取付

○紐付け

○完成です

そしてこちらの作品を「第44回 ぐんま表装展」に出品したいと思います。

きれいになった掛軸を見にいらしてください。

会期は7月21日(金)、22(土)、23(日)の3日間、会場は群馬会館です。

「ぐんま表装展」については追ってご案内申し上げます。ブログをご覧ください!

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