表装処・美術サロンあいざわ

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タグ: reborn の記事一覧

お仕立て品18.二曲屏風 ~扇面と書作品~

2022年02月01日火曜日

冬から早春にかけて、季節を飾る二曲屏風ができました。

金の扇面に描かれた二ホンスイセン。冬から早春に咲く、甘い香りの花です。そして色紙サイズの書作品は、雪の情景。

こちらの屏風は、骨組みから当店で製作しています。オーダーメイドですので、飾りたい場所に合わせてご希望のサイズ・色に仕上げます。

今回使用した扇子と書作品はお客様所有の品物。扇子の骨組みをはずし、絵の部分のみを新しく裏打ちし使用しています。扇子特有の形が活かされ、和のインテリアとして上品な仕立となりました。

 

お仕立て品16. お茶箱の仕立 南フランスの布を使ってvol.2

2021年01月13日水曜日

『お茶箱』ってご存知ですか?

茶葉の保存のための箱で、外側が木製、内側がトタン貼りになっています。

防湿・防虫に優れているので、長期間の保管が可能です。そのため、現在ではお茶だけでなく衣類などの保存にも利用されています。

 

今回はお客様から、『お茶箱』のリメイクをご依頼いただきました。大きさは、高さ約50㎝・巾約65㎝・奥行約45㎝あります。以前からご自宅にあった物とのことで、表面のシールが剥がれたり、木の表面に多少の傷がありあました。

まずは、表面をきれいに整えてから作業することにしました。(写真 リメイク前)

仕上がったものが(写真 リメイク後)です。ご依頼主様お気に入りの”南フランスの布”を使ったことで、ヨーロッパ風のインテリアに変身です!!

お部屋も明るくなり、見せる収納としてご利用いただけるようになりました。

『お茶箱』をこんなふうに利用できたらいいですね。

 

リメイク前

表面の汚れをきれいに落として。。

リメイク後

お仕立て品15. オーダーメイドフレーム 南フランスの布を使って

2020年12月21日月曜日

額縁のオーダーメイドを承りました!!

『南フランスで購入したお気に入りの布を使って、額を作りたい!』というお客様の思いがカタチになりました。

お客様からのご希望は、布を使うこと、ハガキを2枚飾れるようにすることの2点のみ。

布は一部使用済みでしたが、額を作るのには十分の量です。

デザインはお任せいただいて・・・

 

お預かりした布はこのようになっていました。

○大きさ・デザインを決めて、まずは額の下地を作ります

○布をカットし、ひとつひとつ裏打ちを行います。(紙や布を貼り込む場合、裏打ち作業は必須です!!)写真は一部分です。

○裏打ちした布を貼りこんで額に仕立てていきます。そして、写真のように裏側も裏用の布を裏打ちして丁寧に仕上げます。

もちろん、はがきが入る場所にはアクリルをセットします。そして壁に飾れるように、金具や紐を取り付けます。

○仕上がったものがこちらです。一部写真がブレてしまいまいた(;´Д`)

自分だけのお気に入りの額縁が出来上がりました。

『家に飾るのが楽しみです。』と喜んでいただき私たちもとてもうれしい気持ちです。

 

お仕立て品12. 色紙用屏風 ~帯を使って~

2020年06月30日火曜日

二曲屏風を作りました!色紙を飾るためのものです。

色紙を入れ替えられて、おめでたい席で使えるような和風デザインの商品があったらいいな、という声にお応えして製作しました。

和風で吉祥柄といえば鶴・亀・松などが代表的ですが、今回は鶴の上品な色柄の帯地を使用しました。レンガ色の地に金糸で鶴がデザインされています。おめでたい席を演出する商品として利用いただければ嬉しく思います!

”おもいをカタチに”-当店ではお客様のご要望をお聞きし、掛軸・額・屏風などを表装・製作いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

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