着物には必須アイテムの帯。
実は、額縁や屏風に生まれ変わるんです✨
身に着けなくなってしまった帯。
リサイクルに出しても悲しいほどの下取り価格で、やむなく持ち帰ってきた。。なんてお話も耳にします。
当店では、帯や着物を額縁や屏風に仕立てています。
傷んでしまっても、きれいな場所を使えば大丈夫です!
但し、ただそのまま額に入れるわけではありません。
職人ですから、手間暇をかけます。
まずは利用できる場所探し。
つぎに、裏に回っている刺繍の糸をカット。
柄をこわさないように慎重に作業します。
糸がこんなにカットされました。
次に裏打ち。
耳の部分を裁断して裏打ちを施します。
いとのほつれが糊によって留まります。そして布が補強され額に貼り込みやすくなります。
額にセットするとこんな感じです。
このまま飾ってもよし、書道作品を飾ってもよし。
表面にアクリルがあることで、汚れもつかず、永く楽しむことができます。
着物も帯も、日本の伝統工芸品。
糸を紡ぐ人、染める人、柄をデザインする人、仕立てをする人・・といろんな職人さんの手を経て形になります。
ぜひ大切にして、リメイクして楽しんでみませんか。
ご相談はお気軽に♪