表装処・美術サロンあいざわ

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紅春慶色の色紙額 入荷しました!!

2023年03月25日土曜日

深い艶のある赤、”紅春慶色の色紙額”が入荷しました!

春慶色といえば漆塗りですが、漆は使っていません。素材は木製、赤い春慶色を再現しています。

画像のように、艶のある塗装で深い赤色です。作品が引き立つこと間違いなしです!!

参考に、椿の色紙をセットしてみました。

塗の色に加えて隅丸の形が、さらに上品な印象になります。

こちらの商品をご希望の方は、お電話かメール(info@aizawa-hyousou.com)で”紅春慶の色紙額希望”とご連絡ください。

発送も承ります。数に限りあります。

お仕立て品22. ヴァロットンのはがきの額装 

2023年03月13日月曜日

『月の光』

こちらは1894年頃製作 スイスの画家 フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)の作品のポストカード。

闇夜に光る月が印象的なポストカードを額装しました。

夜の雰囲気を濃いグレーのマットで、輝く月の光をアンティーク調のゴールドのフレームでコーディネートしました。

お部屋に、こんな静かなアート作品があったら心が落ち着きそうです。小さなスポットライトを当ててあげたら存在感アップです。

≪額装した画像≫

ポストカードは飾りやすく、またとても身近なアート作品です。

お気に入りの一枚を飾ってみてはいかがでしょうか。

額装のご相談はいつでも承っておりますのでお気軽にお声がけください!

 

新色追加&リニューアル!! 特別企画半紙額『ほわいと』

2023年02月14日火曜日

当店にて販売中の学生さん向け”半紙額『ほわいと』”に新色を追加しました。

また、額縁もリニューアルし、傷つきにくいアルミ素材を取り入れてマットな白色になりました。

今回新色として、ブルー、レッドが仲間入り。

(従来のカラーはオレンジ、パープルが継続中。欠品時はお時間をいただきます)

ご自宅用に、ミニ展覧会にぜひご利用ください!!

価格は3,300円(税込)

 

①白フレーム+ブルー 新色

②白フレーム+レッド 新色

 

③白フレーム+オレンジ

 

④白フレーム+パープル

 

番外 1点のみ 白フレーム+薄イエロー

額のガラスをアクリルに交換しませんか? 地震などへ備えて

2023年02月10日金曜日

何気なく飾っているその額縁、表面はガラスですか?それともアクリルですか?

あまり気にしたことがないという方も多いはず・・・。

もし、地震による落下などの時、ガラスは割れたりヒビが入ったりしてまいます。割れた破片でけがをしてしまうかもしれません。

 

万一に備えて、ガラスをアクリルに交換しておくことをオススメします。

 

アクリルは合成樹脂でできています。透明性も高く、ガラスに比べてとても軽いのが特徴です。

 

○アクリルのメリットは・・・・落下しても割れにくく、軽い。紫外線を98%カットする。加工しやすい。

○反対にデメリットは・・・・熱に弱いので、高温になる場所は適さない。硬度が低く傷がつきやすい。

交換の前に、簡単でもアクリルの特徴を知ることは大事です。

 

当店では、アクリルの取付をしております。価格はアクリルのサイズによって異なります。お気軽にご相談下さい。お問い合わせはこちら

–使用中の額縁をお持ち込みいただければ、採寸からアクリルのカット、取付までを行います。※※在庫によってはお待ちいただく事があります。ご来店の際は、ガラスは外して額縁のみお持ちください。

(持ち込んだガラスを当店で処分する場合は、処分費用をいただきます)

お仕立て品21. 思い出の帯を額にリメイク

2023年02月03日金曜日

思い出の帯をリメイクし、額縁ができました!! お客様の了解を得てご紹介させて頂きます。

 

こちらはお客様が幼いころ七五三のお祝いで身につけた帯。

この帯を大切とっておきたいので、額にできないでしょうか。。。とご相談いただきました。

 

お子様用の作り帯でとても華やかです。表地は金糸銀糸が入っていてキラキラしています。裏地は赤色です。

まずは帯を解くところから作業開始です。生地を傷つけない様に慎重に解いて・・・立体の帯が布の状態になりました。

 

文様は《宝尽くし》です。名物裂にも使用されるおめでたい図柄です。

この帯は一度身につけた物ですので、生地の傷みがないか、額に使用できるか、などを確認しておくのですが・・・・・こちらは保存状態も良く、大部分が使用できることを確認しました。

この帯地をさらに広げて裏打ち作業をします。(写真のように帯地のままでは、額に貼ることができません。曲がったりよれたりしてしまいます。)裏打ちを施すことで、布地の目が整い、補強されます。

裏打ちができたら、製作した額の表面に貼り込みます。今回の額は色紙を飾るサイズにしました。

仕上がりの写真がこちらです!

いかがでしょうか。思い出の帯が額縁に生まれ変わり、飾って楽しめるようになりました。

 

額縁になったことで《宝尽くし》文様もひときわ綺麗に見えます。また、画面の内側に赤いラインがありますが、これも帯地の裏に使われていた赤い布地です。赤が入ることで、アクセントになりました。

このように、着物や帯、スカーフなどを額縁にリメイクすることも可能です。世界に一つ、自分だけの宝物ができます。

大切な思い出を手放す前に・・・ぜひご相談ください。 お客様に合ったご提案をさせて頂きます。

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