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タグ: 屏風 の記事一覧
お仕立て品12. 色紙用屏風 ~帯を使って~
二曲屏風を作りました!色紙を飾るためのものです。
色紙を入れ替えられて、おめでたい席で使えるような和風デザインの商品があったらいいな、という声にお応えして製作しました。
和風で吉祥柄といえば鶴・亀・松などが代表的ですが、今回は鶴の上品な色柄の帯地を使用しました。レンガ色の地に金糸で鶴がデザインされています。おめでたい席を演出する商品として利用いただければ嬉しく思います!
”おもいをカタチに”-当店ではお客様のご要望をお聞きし、掛軸・額・屏風などを表装・製作いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
新春を寿ぐー枕屏風ー
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新春をお祝いする飾りには様々なものがありますが、日本古来の『屏風』もアイデア次第で季節を彩る飾りになります。
当店で製作した『枕屏風』です。
扇面には松や梅・吉祥の文字などが描かれていてお祝いにはぴったりの華やかな絵柄です。
デザインや大きさ、すべてオーダーメイドの商品です。扇子・色紙などの絵画や書作品が、確かな技術とアイデアによって新たな作品に生まれ変わります。日本の伝統や四季を楽しむくらし、あなたもはじめてみませんか。
『第46回 ぐんま表装展』はじまりました!!
『第46回ぐんま表装展』が始まりました!
群馬県内の職人による年に一度の作品展、6/16(日)まで開催です。
ぜひぜひ、目を凝らして見てください。
会場内には、掛軸、額、屏風、ふすまが展示されています。細部までこだわった職人による丁寧な作品と、今を生きる伝統と新しい技術を見ることができます。
現代日本画家の掛軸。
修復された掛軸。
帯を使用した掛軸。
モダンな色のふすま。
オリジナルの額作品。
工夫を凝らした屏風。
などなど、一点一点見どころがあります。作品を作ったの職人さんと直接話ができるのもこの展覧会の魅力。作品解説をしてもらうとさらに楽しめますよ。
また、3日間とも午後2:00より【からくり屏風】の製作が体験できます。参加料無料。作った作品はお持ち帰りできますのでお楽しみください。
たくさん方のご来場をお待ちしています。
ご案内状はこちらをご覧ください。
【予告】 『第46回 ぐんま表装展』
『第46回 ぐんま表装展』 が開催されます。
期日は、2019年6月14日(金)~16日(日) 9:30~17:00(最終日は16:00まで)
会場は、群馬会館 1階広間(県庁向かい側) 入場無料
本年も、実演『からくり屏風』の製作があります。ふるってご参加ください。3日間とも14:00より先着順にて行います。
ご案内ポスターをアップします!皆様のご来場をお待ちしております。
「菊」の掛軸~着物地でオーダーメイド~
「そういえば、タンスにしまったままの着物、あれど~する?」「ゴミに出しちゃう??」「誰も着ないし、売っちゃえばいいじゃん!」とリサイクル店へ走る人が多いご時世。
ですが・・「おばあちゃんが大事にしてた着物だから・・すてたくないし。」「どうしたらいいかなあ・・」と悩んでいる方もいらっしゃるはず。何か形にしておきたいんだけどいいアイデアないだろうか?と考えている方に知ってほしい着物の活かし方があるんです。
着物を掛軸に仕立ててみてはいかがでしょうか?
一度は捨てられるはずだった着物も、柄のある部分や汚れのないきれいな部分のみを使って、モダンに仕立てることができるんです。(シミや汚れの部分は使わずに。)一見ハードルが高いように見えますが、職人のアイデアと技術で末永く楽しめるインテリアになります。
写真は当店で製作した「菊」の掛軸です。お祝いの際に着用した黒留袖をリメイクしました。絵の部分も無地の部分もすべて一枚の着物から取りました。飾ってみると、コンパクトで扱いも簡単!ラクラク飾れます。ひとつしかない宝物です。※写真のサイズは、タテ134×ヨコ30センチ。(絵柄などによってデザインやサイズを決めます)
部分拡大(中心の絵柄部分)
部分拡大(絵の下部分) ※絵柄と黒い布地の間に赤いスジがありますが、この部分はわずか1ミリほどの布地です。(間違えないでください、赤ペンで書いたわけじゃないですよ!)これを専門用語で「スジ廻し」と言います。作品を引き立てる役目があります。このスジ廻しがあることでワンランク上の仕上がりになりました。この掛軸は、職人である父(73歳)が製作しました。
当店では、『大切にしたい』そんなお客様の思いをかたちにしたいと考えています。
ご興味のある方はこちらへお問い合わせください。
また、掛軸以外では「屏風」や「額」に仕立てることもできますよ。参考ブログは【お仕立品 ⒈着物の屏風 ☆オーダーメイド☆】です。ぜひそちらもご覧ください。