扇面の書作品を掛軸に仕立てました。
当店職人の創作掛軸です。
初夏に咲くカキツバタの花をイメージして、すっきりとした表装に仕上げました。
作品を引き立たせるためには、どのようなデザインでどんな色合いがよいか・・と思案するのも表装の楽しみです。
今回は”扇面”という作品の形に合わせて、表装裂を扇面にくり抜き、下部にデザインを施してアクセントをつけました。また、軸先には瀬戸軸(焼き物)を使用しました。
洋服を選ぶように、絵画や書も自分の好みにあった表装にすることで、作品がより身近に感じられ飾るのが楽しくなります。