ブログ

お仕立て品29.仮巻(かりまき)仕立て

投稿日:2025年06月14日土曜日
カテゴリー:掛軸 , その他 , 表装 , お知らせ
タグ: , , ,

書道展に出品した書作品、

保管はどうしていますか?

もし、未表装の作品があるなら、

このような飾り方もあります💮

千字文の臨書作品。 揮毫は 入内島八舟さん。

作品部分    タテ65×ヨコ33.5㎝

仕上がりサイズ タテ80×ヨコ39㎝

 

 

『長年、書に親しんできたお父様の書作品を残したい』

『飾れる場所が限られているので、できるだけコンパクトに、タペストリーのように飾りたい』

との入内島さんのご家族の希望により、

画像のようにタペストリー風にしました。

 

 

まずは作品を裏打ちし、(すでに裏打ちされていても可)、

上下に、色紙(いろがみ)と、飾るための部品を取り付けることで

簡単なタペストリーが出来上がります。

 

当店では ”仮巻(かりまき)” と呼んでいます。

もちろん、正式な掛軸に仕立てることは大歓迎ですが、

飾る場所や予算などを考慮したうえで、

”簡単に飾れる” という特別な仕立てです。

 

 

この ”仮巻(かりまき)”は、

簡易的な部品を使うので、製作できる大きさには制限があります。

ご相談の上、作品のサイズや状態に合わせておつくりします。

入内島様の作品のように、簡易的な飾り方もご参考にしてください。

大切なものをなくさないために。。

お問い合わせ

表装処あいざわへお問い合わせの方は、電話またはメールにてお願い致します。

お問い合わせ