捨てちゃうなんてもったいない!!
帯や着物は日本の伝統工芸品。身に着ける機会がなくなってもインテリアとして大活躍するんです⤴⤴
下の画像は、利用しなくなった帯。
2点並べて撮影してます。どちらも絵柄は日本刺繍によって丁寧に作られています。
左の帯は伝統的な絵柄で、御所車と松と桜、日本古来の雅な世界。
右の帯は銅鏡をかたどったもので松や御所車、鳳凰といった縁起の良い模様があしらわれています。
帯部分 松・桜・紅葉の刺繍
帯部分 銅鏡の刺繡
今回、お客様よりご依頼をいただき、
この二つの帯を使って、両面使用ができる屏風に仕立てます!!
屏風に仕立てるには。。
〇帯の洗濯をして汚れを落とし、リメイクの準備。利用できる箇所のチェック。
〇デザインの提案~決定。
〇帯の裏打ち作業。
〇屏風の本体の製作。
まずは木材を使用して骨組みの製作⇒作品を貼り込む部分には和紙で何層にも下張り⇒歪みが出ないよう、時間をかけながら調整 (2~3か月、またはそれ以上の期間を要します)
〇帯の貼り込み。
〇最後に縁を取り付けて完成!
今回仕上がった屏風です。
季節を問わず、両面が使える、和のインテリアとして楽しめるようになりました✨
当店では、熟練の職人が ”お客様の思いをカタチに” 丁寧に製作致します。
〇御所車の絵柄〇
〇銅鏡の絵柄〇