『書の掛軸』の修理も最終工程となりました。
今回で最終回。行程10、仕上げ作業の様子です。軸棒・八双・紐などを取り付けます。
掛軸の上部の棒の部分を”八双”といいます。ここにはカンと紐を取り付けます。
八双の取付の様子は写真の通り。
総裏打ちをした掛軸の上部に”八双”をおき、裂と裏打紙に糊を付け、包みこむように貼り付けます。
掛け軸は裏返した状態です。
ヘラを使ってさらに強く接着させます。
この掛軸は6/14(金)~16(日)開催の”ぐんま表装展”に出品しますので、会場で見ることができます。
ぜひご覧ください。
【修理前】の様子
【修理後】の様子